デザインの目的
1. 長い間最適化されることなく部分拡張されてきたPC版mixiのナビゲーション全体を再設計・コンポーネント化することで、ユーザーが価値のあるコンテンツに触れやすくするため。
2. 広告枠を最も流通しているサイズに拡大し、広告売上を向上させるため。
デザインのプロセス
STEP1 サービスのステートメントを定義 「熱く語れる人と巡り会う機会を作り、会う楽しみを提供する」
STEP2 ステートメントの言語要素を分析
熱く語る = 書き込み投稿する。イイネ!がある。コメントがある。
会う楽しみ = イベントを開催し、オフライン交流の機会がある。
STEP3 課題の定義
グローバル/ローカルナビゲーションに解像度の低い画像が多用されていて、メンテナンスし難い。
ナビゲーションのパターンがいくつか存在し、さらに同じナビゲーションでも違うコードで書かれていたりと、デザイン/コードともに共通化されておらずメンテナンスし難い。
STEP4 目標を明確化し、チームの目合わせ
定量的な目標:
広告単価を上げ、PC版mixi全体の広告売上が40%向上している。
定性的な目標:
ユーザーの習慣を損なわずに細かくリリースし、使いやすく、共通化することで運営がメンテナンスしやすい状態になる。
STEP5 サイト全画面のナビゲーションを洗い出し、パターンを絞る 全画面のナビゲーションパターンを洗い出し、共通化しコンポーネントを設計して5つのパターンに絞り込み、Spreadsheetにまとめチームで共有した。

